お困り事解決 2023.10.21
抜けそうな床を修理
築40年は経過しているお客様からのお困り事です。
玄関ホールの床がプカプカして床が抜けそうで歩いていて怖いと相談がありました。
原因はだいたい予想できます。床は単板を貼り合わせた合板です。
薄い単板を3枚又は5枚と貼り合わせていますが、経年劣化に伴い単板と単板を接着している接着剤が
はがれてしまっていると思われます。
修理方法は、既存の床を撤去して新たに床を貼る。又は既存の床の上に床を貼る。この場合二重床と
なります。
既存の床の上に床板を貼る場合、ホールから各部屋に入るドア又は引き戸の敷居がどうなっているか
調べる必要があります。40年程前の家ですと一般的に敷居が15~30mm上がっているのですが、
この家は平で床に直接引き戸のレールが打ち付けてありましたので、二重床にする事が出来ません。
今回は、床を撤去して新たに貼る方法を選択。
着工前の床です。
床を撤去して床板を見たら
5枚の単板が貼り合わせていますが、単板どうしがはがれています。予想通りでした。
床板を撤去した状態です。根太は腐っていませんが、根太と床板が接着剤ではがれないので
根太まで一緒に撤去しました。
床下地です。
捨て貼りとして12mmの合板を貼りました。
完成です。全体が暗かったので床を明るい色にしました。
工事費用は税別で約250,000円です。
使用床 大建工業 タフアートえんこうエコ 桧板目柄
床材の仕様により金額は多少前後します。
By増田
静岡市のリフォーム アクシアホーム株式会社